仙台オープン病院(せんだいオープンびょういん)は、宮城県仙台市宮城野区鶴ケ谷に所在する総合病院。公益財団法人仙台市医療センターが運営する。
概要
1976年1月、仙台市医師会と仙台市による公設民営型の医師会病院として開業。開業当時の名称は鶴ケ谷オープン病院、病床数は100床であった。開業当初より、地域の診療所やクリニックの主治医を支援するため、MRIやCTを解放する、オープンシステムを導入しており、日本初の地域医療支援病院として承認されている。
2007年より、救急輸送時間の短縮のため、救急搬送患者の受け入れのための照会プロセスを全て省略し、全例受け入れる体制をとっている。
仙台市消防局を退職した救急救命士を患者搬送の補助や、救命講習の指導役として積極的に採用している。
沿革
- 1976年1月 - 鶴ケ谷オープン病院として開業(100床)。
- 1980年3月 - 160床に増床。
- 1981年2月 - 200床に増床。
- 1986年
- 3月 - 330床に増床。
- 4月 - 仙台オープン病院に改称。
- 6月 - 救急センター診療開始。
- 1989年6月 - 救急センターを365日完全24時間体制に。
- 1998年9月 - 地域医療支援病院として承認される。
- 2003年10月 - 管理型臨床研修指定病院として承認される。
- 2011年10月 - 災害拠点病院に指定。
診療科
- 消化管・肝胆膵内科
- 循環器内科
- 呼吸器内科
- 消化器外科・一般外科
- 乳腺外科
- 心臓血管外科・呼吸器外科
- 総合診療科
- 救急科
- 麻酔科
- 放射線科
- 歯科
- 登録主治医による診療科
- 婦人科
- 眼科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 耳鼻咽喉科
- 整形外科
- 脳神経外科
医療機関の指定・認定
(下表の出典)
- 救急告示病院(二次救急)
- 公益財団法人日本医療機能評価機構認定病院
- このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。
交通アクセス
- JR仙石線・仙台市地下鉄南北線・仙台市地下鉄東西線「仙台駅」から
- タクシーで約30分
- 仙台市営バス「仙台オープン病院前経由」にて約30分
- 仙台市地下鉄南北線「旭ヶ丘駅」から
- 仙台市営バス「鶴ケ谷7丁目行き」乗車(約15分)「仙台オープン病院前」停留所下車
脚注
外部リンク
- 仙台オープン病院




