国際オンライン・リーチ麻雀大会 (こくさいオンラインリーチまあじゃん大会、英語: International Online Riichi Mahjong Championship、通称: IORMC) は、韓国麻雀連盟(KML)が2012年から主催する麻雀の世界選手権。試合はオンラインゲーム「天鳳 (オンラインゲーム)」において、日本式リーチ麻雀ルールで行われる。
概要
韓国麻雀連盟が2011年に開催した「韓日オンライン麻雀交流戦」、「アジア・オンライン・リーチ麻雀大会」(日本、中国、韓国の3ヶ国による交流大会、通称: AORMC)が元になり、2012年から現在の「国際オンライン・リーチ麻雀大会」(以下、IORMC)になった。
現在は各国・地域がそれぞれ4名の代表選手を選出し、本戦・決勝ラウンドを通して団体戦優勝国を決定する。その後、団体戦の個人成績上位32名で、各試合2名が勝ち上がりの決勝トーナメントを行い個人優勝を決定する。毎年11月に大会が行われる。
歴史
2011年4月24日と7月23日に「韓日オンライン麻雀交流戦」が開催された。
2011年11月12日にAORMCが開催された。
2012年5月27日に、第1回IORMCが開催された。今大会よりロシアがアジア以外の国として初めて参加し、日本、中国、韓国を含めた4ヶ国で争われ、韓国のharookieが優勝した。
2015年11月8日に開催された、第4回IORMC個人戦で日本の朝倉ゆうせい(ID:黒猫@ぺろぺろ☆)が優勝した。
2016年11月5日に開催された、第5回IORMC個人戦で日本のまいちぃ(ID:まいちぃ)が優勝した。
2017年11月5日に開催された、第6回IORMC団体戦で日本代表チームが初めてアジア勢トップとなる成績を収めた。全体順位は16チーム中4位。この大会から、個人優勝の決定方式が、団体戦個人成績上位選手で優勝を競う、決勝トーナメント方式に変更された。
2019年11月9日に開催された、第8回IORMCから団体戦ルールが本戦ラウンド・決勝ラウンド制に変更された。
2021年11月13日に開催された、第10回IORMC個人戦決勝トーナメントで日本のかっしー(ID:かっしー)が優勝した。
2022年11月5日および12日に開催された、第11回IORMC団体戦で、日本代表チームが初優勝した。参加国・地域は23にのぼり92名の選手がエントリーした。
2023年11月4日および11日に開催された、第12回IORMC団体戦で、日本代表チームが大会初の団体戦連覇を達成した。
大会方式
第1回大会(2012年)
各国6名の代表選手を選出しチーム合計24試合(各選手4試合×6名)の合計スコアで団体優勝を決定。選手個人の合計スコアで個人順位を決定。
第2回大会(2013年)
各国4名の代表選手を選出し選手個人の合計スコア(4試合/選手)で個人順位を決定。団体戦は未開催。
第3~5回大会(2014-16年)
各国・地域4名の代表選手を選出しチーム合計16試合(各選手4試合×4名)の合計スコアで団体優勝を決定。選手個人の合計スコアで個人順位を決定。
第6~7回大会(2017-18年)
各国・地域4名の代表選手を選出しチーム合計16試合(各選手4試合×4名)の合計スコアで団体優勝を決定。団体戦の合計スコア上位16名で、各試合上位2名が勝ち上がりの決勝トーナメントを行い個人順位を決定。
第8回大会(2019年)
各国・地域4名の代表選手を選出しチーム合計12試合(各選手3試合×4名)の予選を行い、合計スコア上位8チームが準決勝(4試合制。各選手1試合×4名)に進出。準決勝の各組合計スコアが上位の2チームで決勝(4試合制。各選手1試合×4名)を行い団体優勝を決定。団体戦3試合の合計スコア上位16名で、各試合上位2名が勝ち上がりの決勝トーナメントを行い個人順位を決定。
第9回大会(2020年)以降
各国・地域4名の代表選手を選出しチーム合計20試合(各選手5試合×4名)の予選を行い、合計スコア上位4チームで決勝(4試合制。各選手1試合×4名)を実施し団体優勝を決定。団体戦5試合の合計スコア上位32名で、各試合上位2名が勝ち上がりの決勝トーナメントを行い個人順位を決定。
日本代表選手
過去には、天鳳が主催する高段者を招待したトーナメントの成績優秀者や、招待選手(麻雀プロ、前年IORMC本戦個人優勝者など)1~2名に、IORMC本戦の約1か月前に開催される、日本代表決定戦の成績上位者2~3名を加えて代表チームを構成していたが、2021年の第10回IORMC以降は日本代表決定戦の成績上位者のみで代表選手4名を選出している。
代表選手
大会結果
団体戦
個人戦
日本代表の成績
団体戦
個人戦決勝トーナメント(第6回大会以降)
出典
外部リンク
- 韓国麻雀連盟




