レガシーオブストレングス(欧字名:Legacy of Strength、1982年5月7日 - 不明)はアメリカ合衆国生産の競走馬、繁殖牝馬。競走馬としてはわずか1勝で引退したが、繁殖牝馬として日本に輸入された後、スティンガーら3頭の重賞馬の母となった。
生涯
1985年6月13日、ベルモントパーク競馬場で開催されたメイドン競走でデビューし5着。11日後の2戦目で初勝利を収めた。ステークス競走に出走したのは1回だけで、条件戦で出走を重ねた。1986年8月2日のレースを最後に引退。
1987年秋、Buckarooの仔を受胎した状態でファシグ・ティプトンのミックスセールに上場され、17万5000ドルで落札された。その後日本に輸入され、社台ファームで繁殖生活を送った。初子のレガシーオブゼルダが1990年の京成杯3歳ステークスで2着に入るなど重賞戦線で活躍すると、サンデーサイレンスとの配合で生産した4番仔のサイレントハピネスが1995年のサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別を制し、産駒初の重賞勝利を達成。また1998年には8番仔でサイレントハピネスの全妹スティンガーが阪神3歳牝馬ステークスを制し、晴れてGI馬の母となった。
2004年5月12日に出産したマンハッタンカフェとの仔(のちのアーバニティ)が最後の産駒となり、2005年3月1日に用途変更となった。
繁殖成績
主要なファミリーライン
牝系図の出典:牝系検索α
血統表
- 母Katonkaは1975年の米G3オープンファイアステークス優勝馬。
- 4代母Real Delightは1952年アメリカ最優秀古牝馬。
- そのほかの主な近親に2005年愛チャンピオンステークスなどGI3勝のOratorio。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ


