大字笹田(おおあざささだ)は、福岡県北九州市八幡西区の大字。住居表示未実施。郵便番号は807-1265。
地理
八幡西区の南端に位置し、南西は星ケ丘、西は大字野面、北は大字金剛に接し、東から南は直方市に接する。
河川
- 一級河川 笹尾川
- 普通河川 蕪良川
- 普通河川 奥野川
- 普通河川 後原川
湖沼
- 鴨ヶ谷上池
- 鴨ヶ谷中池
- 鴨ヶ谷下池
- 木床池
- 秀田上池
- 秀田下池
地域の特徴
町域の南部を蕪良川と奥野川が流れ、合流して笹尾川が西流する。北部には後原川が西流し、西端で笹尾川と合流する。山裾にはため池が多く点在する。町域の大半は山林であり、残りの地域も水田・畑などの農地が展開し、集落は散在している。北九州市立星ヶ丘市民センター、星ヶ丘幼稚園、舞岳神社、常楽寺、民芸窯元笹田焼喜三郎窯がある。
歴史
かつて木屋瀬地区は炭鉱業で栄えており、大字笹田にも炭鉱があったが、昭和中盤には閉山した。
地名の由来
鞍手郡笹田村より。古くは篠田とも書いた(続風土記付録)。かつてこの地に香月氏の始祖、小狭田彦が住んでおり、小狭田村と称していたのが、転訛して笹田村になったといわれる(続風土記付録)。
沿革
- 1878年(明治11年)11月1日 - 郡区町村編制法の福岡県での施行により、行政区画としての鞍手郡が発足。鞍手郡笹田村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、木屋瀬村、野面村、笹田村、金剛村の4村が合併し、木屋瀬村が発足。笹田村は木屋瀬村大字笹田となる。
- 1898年(明治31年)9月2日 - 木屋瀬村が町制施行し木屋瀬町が発足。木屋瀬村大字笹田は木屋瀬町大字笹田となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 木屋瀬町が八幡市に編入。木屋瀬町大字笹田は八幡市大字笹田となる。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市、小倉市、若松市、門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市大字笹田は北九州市八幡区大字笹田となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区、戸畑区、小倉区、若松区、門司区の5区を設置。北九州市八幡区大字笹田は北九州市八幡区大字笹田となる。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、北九州市八幡西区大字笹田となる。
- 1995年(平成7年)6月1日 - 大字笹田の一部が星ケ丘一丁目 - 七丁目になる。
世帯数と人口
2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
交通
バス
施設
公共施設
- 北九州市立星ヶ丘市民センター
- 木屋瀬分所集会所
教育施設
- 星ヶ丘幼稚園
文化施設
- 民芸窯元笹田焼喜三郎窯
寺社
- 舞岳神社
- 常楽寺
公園
- 笹田公園
- 笹田東公園
脚注
関連項目
- 北九州市の地名




