トーマス・サムエルボ(Tuomas Sammelvuo, 1976年2月16日 - )は、フィンランドの元男子バレーボール選手。元フィンランド代表。
来歴
プダスヤルヴィ出身。1993年、フィンランドのライシオ・ロイムへ入団。同年10月3日にリーグ戦デビューを果たす。プロとしてのキャリアは1997年のフランスリーグから始まり、2000年からプレーしたイタリア・セリエAでレギュラーを獲得してキャリアを磨き、2002年コッパ・イタリア優勝、2005年のトゥールVB在籍時に欧州チャンピオンズリーグで優勝を経験した。
同年Vリーグの豊田合成トレフェルサへ移籍。日本では愛称である「コッピ」の登録名でプレーした。ロシアスーパーリーグ、セリエAを経て、2009年、ポーランドリーグへ移籍した。
17歳でフィンランド代表に選出され、1993年11月17日に行われたクロアチア戦で代表デビューを飾り、通算296試合に出場。20年に渡りフィンランドチームを支えて来たベテラン選手の一人で、1997年から長年ナショナルチームのキャプテンを務めた。
ワールドリーグ出場のほか、2007年欧州選手権ではフィンランド初の準決勝進出へ貢献した。また、初のオリンピック出場権獲得を目指して臨んだ、2008年北京オリンピック欧州予選にも出場した。
現役引退後の2013年3月、フィンランド代表監督に就任。32年ぶりとなる2014年世界選手権出場へ導いた。
球歴
- ワールドリーグ - 2006年、2007年、2009年
- 欧州選手権 - 2007年(4位)
所属クラブ
- ライシオ・ロイム(1993-1994年)
- KuPS-Volley クオピオ(1994-1997年)
- RCストラスブール(1997-1998年)
- スタッド・ポワトヴァンVB(1998-2000年)
- ピエモンテ・バレー(2000-2002年)
- パッラヴォーロ・ピアチェンツァ(2002-2003年)
- トゥールVB(2003-2005年)
- 豊田合成トレフェルサ (2005-2006年)
- ディナモ・ヤンタリ・カリーニングラード(2006-2008年)
- カッリポ・ヴィボ・ヴァレンツィア(2008-2009年)
- ザクサ・ケンジェジン=コジレ(2009-2010年)
- ロコモティフ・ノヴォシビルスク(2010-2011年)
- UVサン・ジュスティーノ(2011-2012年)
- ロコモティフ・ノヴォシビルスク(2012-2013年)
指導歴
クラブチーム
- クズバス・ケメロヴォ(2016-2019年)
- VCゼニト・サンクトペテルブルク(2019-2022年)
- ザクサ・ケンジェジン=コジレ(2022-2024年)
- アセッコ・レソヴィア・ジェシュフ(2024年-)
代表チーム
- バレーボールフィンランド男子代表(2013-2018年)
- バレーボールロシア男子代表(2019-2022年)
- バレーボールカナダ男子代表(2022年-)
脚注
注釈
出典
外部リンク
- FIVB公式サイト 選手プロフィール
- セリエA公式サイト 選手プロフィール
- CEV公式サイト 選手プロフィール




